愛知県豊川市の司法書士・行政書士いけだ事務所です。 

当事務所での主な業務のひとつに、相続登記(相続による不動産の名義変更)があります。

 その相続登記を長期間行っていないと、突然、法務局から『長期間相続登記等がされていないことの通知』が届くかもしれません。

 今回は、そんな『長期間相続登記等がされていないことの通知』についてです。

1.なぜ突然通知が届くのか

平成30年11月に施行された「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法」に基づき、長期相続登記等未了土地の所有権の登記名義人の相続人の探索が行われています。

そして、相続人の探索が終了したところから、順次、『長期間相続登記等がされていないことの通知』が送付されています。

 

2.長期相続登記等未了土地とは

所有権の登記名義人が亡くなった後、30年以上相続登記が行われていない土地のことです。

当該土地の登記記録には、「長期相続登記等未了土地」である旨が付記されます。

 

3.『長期間相続登記等がされていないことの通知』とは

『長期間相続登記等がされていないことの通知』には、「不動産の所在」や「法定相続人情報の作成番号」などが記載されています。

この通知は、相続登記を促す内容となっており、法定相続人のうちの1名に送付されます。

 

4.法定相続人情報とは

法定相続人情報には、所有権の登記名義人の相続人に関する情報が記載されています。

この法定相続人情報は、該当不動産のを管轄する法務局でのみ閲覧することが可能です。

 

5.長期相続未了土地の特例

「長期相続登記等未了土地」である旨が付記長期相続登記が未了であることの付記登記がされた土地について、相続登記を申請する場合、法定相続人情報を利用することにより、亡くなった方の戸籍謄本や除籍謄本など、相続登記で必要な書類の添付が不要になる場合があります。

 

6.通知を受領した場合の後の手続き

『長期間相続登記等がされていないことの通知』を受け取ったあと、相続登記までは、次のような流れとなります。

1.通知の受領

 

2.法務局での法定相続人情報の閲覧や不動産の確認

 

3.遺産分割協議など

 

4.相続登記

 

7.さいごに

「長期相続登記等未了土地」の相続登記をせず、このまま放置すると、ますます相続人が増え、権利関係も複雑になり、登記手続きがさらに困難になる可能性があります。

当事務所では、「長期相続登記等未了土地」の相続登記に関するご相談も承っておりますので、この機会に、相続登記を行うことをお勧めします。

 

豊川市や豊橋市などの東三河を中心に、愛知県、静岡県湖西市・浜松市などで、「長期相続登記等未了土地」の相続登記でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。